翌朝、わたしの心を鏡に映した みたいに空は曇っていた。 知らなかった事とはいえ、 彼方に嘘をついて、秘密にして 裏切っているようで心が晴れな かったんだ。 ごめんね。彼方。 わたしは、彼方の左腕にしがみ つきながら心で誤ってたよ。 それなのに、それなのに・・・。