大学からの帰り道、あたしのケータイが鳴った。



着信 高沖 愁




今頃なんだろ…?何か嫌な予感がする。



『もしもーし?麻衣?今日お前んちで飯食うから、今から行くわ!!』

「はぁ??てか、あたしまだ家着いてないし。」

『とりあえず行くから、早く帰ってこい!!じゃぁな!!』

プーップーップーッ!



ホンマに自分勝手なヤツ!!





そう、あたしたちは幼なじみ。切っても切れない腐れ縁で、今でも関係が切れない。







愁は今では有名人なのに…。