「じゃあさっそくイかせてさしあげましょうか」




「結構です!」




ベッドの上に押し倒されたけどうまくすり抜けた。



どこまでが冗談かわかんないっつーの!



「あ、忘れてた。はいこれ新しいの」



「え?あ、うん」




ピンク色の紙袋を渡され丁寧に包装をはずす。




「う゛………」



「どう?気に入った?」



そりゃあ…もう。



ご主人様がわざわざ特注してくれたもの満足しないわけがないでしょう。



「前の奴はちょっと露出多かったから今回は控えめにした。やっぱ清純っぽいメイドの方がそそられるし」



頬がぴくぴく痙攣してる。


口を開けばいやらしい言葉ばかり。



ほんとこのエロ魔王どうにかしてほしい。
真剣に言うところがまた恐ろしい。



たしかに前の上も下も露出が半端じゃないメイド服よりこの白と黒のいかにもメイドが着てそうなやつの方がまだいい。


だけどまたメイド服を着なきゃだめなのー?!