「やっぱTシャツ脱がねぇ?」



「なんで?」



「久しぶりにじっくりみたいなって」



「変態!」


言わないと思ってたのに自然と口にしてしまうのはこいつの反応が面白いから。


ホント飽きねぇ女。



そういってあいつは背を向けて海の家に戻ってしまった。



「やっぱそーいうオチだよな」



夕日に向かってポツリと呟いたロマンチストな翔だった。