納得しきれず、モヤモヤしたままだったけど無理矢理にでも納得しようと思った。
そんな矢先、
「嫌だ嫌だ嫌だ！…嫌だよ…っ…っぐ」
いままで見たこともないくらい取り乱すあいつ。
玩具をとられた小さな子供みたいだ。
同時に湿っていく俺の背中。
「なんで抱きしめてくれないの？」
「………」
俺が抱きしめてもいいのかよ？
お前嫌がるんじゃねぇの？
「なんで好きでもないのにキスしたりするの？」
キスって…さっきのことわかってたのかよ。
好きでもないやつにキスなんかしねぇに決まってんだろ。
「……」
「なんでわかってくれないの？」
何をだよ…
お前こそいい加減分かれよ。
あえて由凛の行動を探ってなにも言わない。
余計なことを言わないように。
「……」
「あんたの事が好きで、好きで、しょうがないの！」
そんな矢先、
「嫌だ嫌だ嫌だ！…嫌だよ…っ…っぐ」
いままで見たこともないくらい取り乱すあいつ。
玩具をとられた小さな子供みたいだ。
同時に湿っていく俺の背中。
「なんで抱きしめてくれないの？」
「………」
俺が抱きしめてもいいのかよ？
お前嫌がるんじゃねぇの？
「なんで好きでもないのにキスしたりするの？」
キスって…さっきのことわかってたのかよ。
好きでもないやつにキスなんかしねぇに決まってんだろ。
「……」
「なんでわかってくれないの？」
何をだよ…
お前こそいい加減分かれよ。
あえて由凛の行動を探ってなにも言わない。
余計なことを言わないように。
「……」
「あんたの事が好きで、好きで、しょうがないの！」
