「…どうした?」
「わかんない…」
背中に感じる体温。
ドクンドクンと伝わる鼓動。
予想外すぎて戸惑いを隠せない。
何が起きてるんだ?
俺の背中に顔を埋めて、手を回してるのは誰だ?
由凛?あいつがこんなこと…
「お前熱あんじゃね?」
「…かもね」
腰に回る腕の力が強くなってもまだ信じきれずに立ち尽くしてる。
かすかにあいつの細くて白い腕が震えてる。
「翔…」
「ん?」
「ごめん…」
「別に」
本当は嬉しかったのかもしれない。
俺の背中に顔を埋めてるあいつには見えないところで無意識に俺の口角が上がってた。
「わかんない…」
背中に感じる体温。
ドクンドクンと伝わる鼓動。
予想外すぎて戸惑いを隠せない。
何が起きてるんだ?
俺の背中に顔を埋めて、手を回してるのは誰だ?
由凛?あいつがこんなこと…
「お前熱あんじゃね?」
「…かもね」
腰に回る腕の力が強くなってもまだ信じきれずに立ち尽くしてる。
かすかにあいつの細くて白い腕が震えてる。
「翔…」
「ん?」
「ごめん…」
「別に」
本当は嬉しかったのかもしれない。
俺の背中に顔を埋めてるあいつには見えないところで無意識に俺の口角が上がってた。


