「そっか…ありがと…」
「あぁ…」
言葉が見つからない。
沈黙が長く重たく感じる。
「翔……」
「そろそろ行くか」
由凛の声は聞こえてたけど聞こえないフリをした。
いまあいつの口からなにかを聞いたらだめな気がした。
俺に追い討ちをかけるようになにか言われるんじゃないかと思った。
何も言うなよ。
俺はお前が好きなんだよ…
お前の口から何かを聞いてしまったらもう耐えらんねぇよ。
お前の言いたいことは大体予想できる。
だから何も言うな…
あいつに背を向け、心を見透かされないように立ち去ろうとした。
「あぁ…」
言葉が見つからない。
沈黙が長く重たく感じる。
「翔……」
「そろそろ行くか」
由凛の声は聞こえてたけど聞こえないフリをした。
いまあいつの口からなにかを聞いたらだめな気がした。
俺に追い討ちをかけるようになにか言われるんじゃないかと思った。
何も言うなよ。
俺はお前が好きなんだよ…
お前の口から何かを聞いてしまったらもう耐えらんねぇよ。
お前の言いたいことは大体予想できる。
だから何も言うな…
あいつに背を向け、心を見透かされないように立ち去ろうとした。


