それでも当たっていることを認めたくなくて懲りずに嫌味を続ける。


俺の小さなプライドがそうさせる。


無意味なプライド。


昔から叔父さんに勝ったことが1度もない。


叔父さんと勝負する時点でどうかと思うけど、
かっこよくてなんでもできる叔父さんに負けたく
なかったんだろうな。


勝負ごとは決まって俺が負けてた。


きっと今も変わってないんだろうけど。


叔父さんは結構歳くってるけど、若くてかっこいい。

野性的っていうかなんというか…


男気みたいなワイルドさで女たちは魅了される。


俺とはまったく真逆なタイプ。