「お母さんが呼んだからに決まってるじゃない♪」



『決まってるじゃない♪』じゃないっ!!



勝手にあたしの夏休みの予定いれないで!


まあ、唯だからいいけど。


「ねぇ、勝手になんで呼ぶの?」


「あんたがいつまでもそうやって引きこもり生活を送ってるからお母さんが華のある夏休みを送るために計画してあげたんじゃないの~」


フザケナイデ…


ふふふ~♪


っと人事のように笑う魔女に一瞬、殺意が芽生えた。


「ちなみにあと5分くらいでくるわよ~」


「はあ!?」



それだけ言ってそそくさと部屋から出て行った。



こんの糞アマがあ!



久しぶりに怒り噴出した由凛であった。