「ま、まさかの翔くん…」 翔が奥にもどってからなぜか少し気まづい雰囲気があたしたちを取り巻いていた。 「予想外ですね…」 「………」 それからも無意識に目が翔を追っていた。 注文を聞き、奥へ戻る。 ごくごく普通のバイト中の高校生だけど、翔がすると違和感がものすごくある。 だけど様になってて、かっこいい… 翔が注文を聞きにくると必ず女の子たちは頬を赤らめる。 皆、翔の虜だ。