しばらく海にぷかぷか浮いていた。



それからボールを持ってきてビーチバレーをしたり輝くんと瀬川くんを砂で固めてみたりしてみんなで盛り上がっていた。


輝くんと瀬川くんは結構なイケメンということもあって何度も逆ナンされてた。


その度、輝くんは調子に乗って女の子と話しだして、それを唯が耳を引っ張って引き剥がすといったお決まりのローテーションを繰り返していた。




逆ナンする勇気がないひとも海できゃっきゃと騒ぐイケメン2人を熱い眼差しで見つめていた。


「さ~あそろそそお腹も空いたことだし、お昼にしましょっか」



「ですね。海の家行きましょうか」



ということで海の家に来たんだけど…



「なんじゃこりゃ…」



輝くんがそう呟いてしまうのも無理はない。