「ちょっと!冗談じゃないわよ!!」

いきなり怒鳴りつけお母さんが怒り出した。

「大体、本当に佑一の子供なの!?
未成年のくせに、クラブで働いてたんでしょ!?」

かなり、イヤミな口調…

「妹があなたと同い年なのよ!!この子だって、ショックじゃない!この店はね、佑一に継いでもらうの!!その為に、4階建てにして2世帯住宅にして佑一のお嫁さんと…
あぁ、とにかくあなたみたいな娘をあの部屋を使わせるなんて!!」

あんまりの言いようじゃん…。

なのに、佑一は何も言ってくれなかった。

此処へ来る数日前に実は、私の実家にも行っていた。

佑一はお父さんに散々な事を言われた。
でも、ずっと黙って耐えてた。

だから…私も今必死で耐えるね…

「とにかく」


『おろしてちょうだい』

「!?」

あんまりの言いように、とうとうキレてしまった。