すでに

5ヵ月だった。

全然気付かなかった
次の日

「今日は、俺
綾の事話に実家に行ってくるから、もしかして帰れなかったら、先に寝てて」

「わかった、でも
なるべく帰って来て欲しい…」

佑一が私を抱き寄せて

「分かってる…
でもさ、俺も綾と一緒であの日からずっと、親と連絡取ってないんだ。
だから…理解してもらうまでには…簡単には、行かないんだ」


「そうだったんだ…」

「ちゃんと寝るんだぞ」

「う…ん」