いつの間にか みんなの様子を見にきていたらしい稲葉先生が わたしの後ろにいたのだ。 「ん?藤井ちゃんはそんな事も分からないのかあ~?」 え! ちゃん付け!?// 「ほら、貸してみ。教えてやるからー」 と言って、先生はマウスを動かした。