図書室の金髪王子


まぁ、私なんかとは話もするような人じゃないと思うけど・・・

いつも顔を伏せて、うつぶせで寝てるから、はっきりと顔を見た事はないけど、なんというか・・・雰囲気が私とはまったく違くて・・・



よく「雲の上の人」っていう言葉を聞く事がある。
まぁ、雲の上っていうのは少し大袈裟な表現かもしれない。

でも、本当にそんな感じがする・・・。





ジュースを飲み終えて、店を出ようとした所で、携帯が鳴った。


開いて確認してみると、お母さんからのメールだった。

「えーっと・・・帰りに卵と牛乳を買ってきてね・・・。」



そのメールは、シンプルな文章には合わない、キラキラとしたデコメで送られて来た。



どうやらお母さんは、最近職場の人たちにデコメのやり方を教わり、すっかりハマっているらしい。