ヒラヒラヒラ・・・


綺麗な雪が降る 一つ一つの粒がとても綺麗で・・・


嫌な事も流されそうな天気


その中に1人歩いている少女が・・・


泣いている?笑っている?


頬からは綺麗な雫が流れて、口元だけ笑っている・・・


そこに傘をさし・カッパを着たかわいらしい女の子が・・・


「おねぇちゃんどうして泣いているの?」


怪しく笑い女の子が言う


「・・・泣いているんじゃ無いよ」


少女は自分の半分ぐらいしかない女の子を見下ろして言った。


「そうなんだぁねぇ家に来てお遊びしようよ」


女の子はまた怪しく笑った


「どうして遊ばなきゃいけないの?」


少女は呆れたように言った


ーサガシモノガ ミツカルカモヨ?ー


女の子の言葉に少女は反応した。


「さがし、もの?」


女の子は満面の笑みをこぼして


「じゃあ家に行こう?おねぇちゃん」


「・・・はい」


少女は吸い込まれるように女の子についていった