花嫁の証


「空夜!」


和兄が慌ただしく
階段から降りてくる


「結衣花ちゃん!」


久栄が慌てて
こいつに駆け寄る




「何があった?」


和兄は俺を真剣に
見つめてくる




「わからねぇーよ…
かけつけたら
こうなってた…」



俺だってわからない
ただ…




助けて…



そう言ったこいつは
苦しそうに泣いてた




なんでだよ…


こんなにも護りたい
そう思うのは…



なんでだ…