花嫁の証


保健室で休んだ後
先生に荷物をもらい
早退した


帰り道、さっきの
出来事を思い返した



血が飲みたい
確かにそう思った

咲矢の血を…




「…っ…うぅ……」


涙が流れては
落ちて地面を濡らす



太陽が嫌な程
照らしている



体が光りを拒絶している



「あたし本当に…」



言いかけて止めた
だって…



認めたく無い
化け物になるなんて…




血を飲みたいなんて
化け物だ




これから日が経てば
経つ程きっと症状は
悪化するんだと思う