花嫁の証



『私は…誰かと
一緒に生きたかった
永く孤独な時間は
辛く寂しいのだ……』


アベルは悲しげに呟く




『だが……結衣花と
出会えてこんなに
心が温かくなった…
最後に友という繋がりを
私にくれてありがとう…』



そう言ってアベルの
姿が消えていく




「あたしも…アベルと
友達になれて……」




涙が邪魔して
声が出ない






「嬉しい……
アベル……またね…」




涙を流しながら
精一杯微笑んだ





『またね…か……
結衣花にまた会いたい…』



アベルは穏やかに笑う