『結衣花…
おいで……』



アベルが手招きをする
体はとっくに言う事を
聞かない




いずれ心も無くなる
そうなれば楽なのに






『さぁ………
ゆっくり味わおう…
最高の愛液を…』




グサッ




「うっ…」



牙が刺さり痛みを感じた

だが後から来るのは
快楽だった





「んんっ…あぁ……ん」



なんだか頭が
ふわふわする





そのまま意識を
失った