花嫁の証


「うぐっ…大丈……
こん…な…時に…
あた…しはっ…」


なんて無力なんだろう…



傷ついて辛いのは
空夜君なのに…




「どうして…ぐあっ…」

苦しい……
喉が…



焼けるように熱い



せめて…空夜君が
ちゃんと救急車に
運ばれるまで



それまでは…




耐えなきゃ…





「ごめんね…空夜君…
あたし…っぐ…
何も……出来な……て…」



側にいる事すら
叶わないなんて