芯「まだ、へばるには早いぞ!! ゆっくりでいいから最後まで走りきれ!!」 芯太はやさしいな・・・ それにこの練習の意味をきちんと理解している。 俺の前の学校のキャプテンなんか・・・ 厳しいし、怒りっぽいし・・・ さ「あと、2分!!」 あと2分か・・・ みんなのペースに合わせてたけど、ここからは自分のペースで走らせてもらおうかな・・・ 『芯太、棗。俺先にいくな!』 俺はスピードアップした。