幼なじみは俺様彼氏

照れてる照れてる…。




かーわいー…。





「忙しいけどメールしたくなったらしていいから。」

「うん…。」





寂しそうに笑うなよ…。




つか、絶対自分の誕生日忘れてるよ…。





「楓。」

「ん?」

「今屋上誰もいないね?」

「うん?」

「スリル…味わってみる?」

「え…!」





あーぁ…。




冗談のつもりだったけど、無理でした。





「んっ…はぁ…。」

「楓超カワイイ…。」

「もぉ…。」





キスしたあとは必ずエロイ顔になる。





いつか歯止め効かなくなる。





「奏…んっ…。」





あーもう…かわいすぎ。





「奏汰、チャイム鳴った…。行こ?」

「ん。」





楽しかった♪





でもキスの先はいつになるでしょーね…。





「お、奏チャン楽しんできた?」

「はは、なにを?」

「うわ、表…。」





洸輔…。




いいかげん慣れろよ…。






「奏汰。」

「郁。どうしたの?」

「紗和がモデルやりたいって。」

「はぁ!?紗和は?」

「奏兄の言ったときの様子見てこいって言われた。」