幼なじみは俺様彼氏

あたし達はそのまま寝た。




何回かチャイムで起こされたけど、誰も開けてやんなかった。




出てすらいないけど。






目が覚めると、隣に奏汰がいなくて寂しかったけど、すぐ怒りに変わった。





「おはよ、楓。」

「おはよ、神楽。」

「ん…カエちゃん、神楽ちゃん、おはよ。」

「「おはよ。」」





女だらけも良いかもしれない。




でも…




「やっぱまだ許せない。」

「同感。」

「右に同じ。」

「ちょっと焦らせてみようか?」





あたしはケータイを取り出して、奏汰にメールを打った。





『3人ともさぞ素敵なお詫びをしてくれるんだよね!期待してるよ〜!』





送信完了。




焦れ、焦れ!!





「ウケる〜!!」

「どんな態度とるかな?」





うん、楽しみ。





準備をバッチリして大広間に出ると、大人しかいない。





「あれー、女子と男子に別れてる!」

「咲々さん、おはようございます♪」

「なに、ケンカか!?」

「夏輝さん…。」

「夫婦ゲンカ!!ウケるな!!」

「海クン…女の怒りはね、怖いんだよ?」

「あたしなんとなく原因わかった…。」





さすが香保里チャン。




海クンと夏輝さんは完全に怯えてる。




咲々さんは楽しそう…。





朝ごはんを作ってたら、奏汰達が広間に来た。




不安そうだね、奏クン。





そんな男子を見て、女子は笑いを堪えてた。