幼なじみは俺様彼氏

「あ、神楽!」




たまたま入ったファストフードに神楽と洸輔がいた。




「楓!奏汰クンも!どうしたの!?」

「仕事終わったからお昼食べにきたんだ。」

「奏汰クンがいるのって珍しい〜!ってかこの店に似合わな〜!」

「うるせぇ!」





確かにそうかも。




一緒に来るの初めてだし。




「あ、神楽。」

「ん?」

「バレンタインの前日ヒマとれたよ♪」

「やった♪じゃ、学校帰りに行こ!!」

「おい、何話してんの?」

「「なんでもない♪」」





こういうのいい!!




神楽と女の子っぽいことすんのって初めてかも?





「ねぇ、せっかくだから4人で遊ぼ?」

「いいね!!」

「洸輔といると有名人といる気がしないし〜!」

「神楽!?」

「そういうことなら。」

「奏汰まで!!」

「あはは!!」





ダブルデートじゃん!?



結局4人で楽しく過ごした。









「楽しかった〜!」

「だな!」





奏汰と手を繋いで帰る。





「あの…さ。」

「ん?」

「俺、写真集の話し来てて。バレンタインまで帰ってこれないんだわ。」