幼なじみは俺様彼氏

「バレンタイン当日俺も、学校行くけど死ぬほどチョコもらうから。」

「受けとる…よね?」

「ファンは大切に〜。」

「ゔぅ…。」





楓は今から我慢してるみたい。




カワイイ!!





「カエちゃん、妬いた?」

「妬いてないもん…。」

「へぇ?」

「ウソ!!超妬ける!!でもファンのチョコ受け取らなかったらキライになる…。」

「さすが!!」





だから、楓はいい。




自分を押し付ける他の女とは違う。





…一時期、遊んでたのは押し付ける女とだったから。




もちろん、今は楓だけ。





「バレンタインの1週間前…明後日が撮影日だぞ?」

「うん!!」

「一緒に行こうな?」

「やった♪」





キュン死に…。




なんか今日はいつも以上にかわいくない?




誘われてるように見えます…。






「あがるか。」

「だね〜。」





部屋に戻って楓の髪をかわかす。





サラサラ…。




楓は俺の髪がサラサラって言うけど。