ってか、楓大人っぽい…。




これは…ヤバイね。




このまま持ち帰りたい!!





「「おはようございま〜す。」」





やっと来た、ムカツクカップル。





「2人ともはやいね!!」

「お2人が遅いだけですよ。」

「…。」





和は楓を一瞬見た。




あれ?




え、なに赤くなってんの?




あんた彼女いるだろ?





「和さん…?」

「え、あ、なんでもない。着替えてくるから。じゃな、夢。」

「うん。」





なんかさ…。




この2人って、まだ好き合ってんの?




でも人様の恋愛に首突っ込んだりしない。




しばらくしたら、和と夢が出てきた。




「お待たせ。じゃ、まず俺とKAEちゃんからね?」

「はい。」





始まった撮影。




顔近い…。




腰触んな…。




肩抱くなぁ!!





心のなかで叫びながら撮影を見てた。




やっぱり楓は手を抜かない。




あんな超モデル向き人間と撮れるなんて、和幸せ…。





「夢さんは妬かないんですか?」

「仕事だし。」