奏汰はあたしの涙を指で取って…




優しくキスしてくれた。






「外だよ?」

「撮られればいいのに。」

「もう…!!」

「帰るか!」

「うん!」





手を繋いで、家に帰った。




「おかえりー…楓泣いたの!?奏汰殺すよ!?」

「違うよ、香保里チャン!!」

「楓が泣いたって!?奏汰、処刑!!」

「海クンまで!!違うってば!!」

「俺ってなんだと思われてんの…。」





勘違いで奏汰をしばこうとした2人に必死で説明。





「なんだー!!良かった♪」

「やるじゃねぇか、我が息子!!」




誤解は解けたようで…。




でも奏汰はうんざりな顔。





「寝るぞ、楓!!」

「お風呂は?」

「朝だ!!」

「はいはい…。」





部屋に戻ったらすぐベッドに入った。





「明日、頑張ろうな?」

「ん。奏汰勝ってね?」

「当たり前。」





そして、奏汰に抱きしめられながら寝た。