幼なじみは俺様彼氏

「奏汰、キスしたい。」

「わがままな姫。でも俺もしたい。」





大好き…。





「つか…この俺に妬かせといてキスだけで済むと思った?」

「へ!?」

「罰が必要だな!!」

「ちょ、奏汰!?」





…食われました。




でも、幸せ!!






「これからは、ちゃんと言えよ?小さいことでもいいから。」

「ん。わかった。」

「よし!!おやすみ。」

「おやすみ…。」




明日は奏汰休みだぁ…。





そのまま、あたし達は寝た。








次の日。



「楓、奏汰!!もう昼…あ、ごめん。」

「ん…香保里チャ……あ!!」





昼になっても起きないあたし達を起こしに来たらしい香保里チャン。




でも、あたしも奏汰も裸…。




バレバレ…。






ニヤニヤしながら戸を閉めた香保里チャン。





「奏汰!!起きて!!」

「うるせ…。」

「起きてってば!!」

「いってぇ!!」





奏汰の頭を殴って起こした。





「奏汰、香保里チャンにこの状況見られた…。」

「へぇ?」

「海クンに報告されるよ?」

「…それはヤバイ。」