幼なじみは俺様彼氏

郁くんをリビングに通した。





「紗和ちゃん!」

「郁…!!」

「紗和、ごめんな?でも紗和のヤキモチ妬くとこも好きだから!!」

「…許す!!」






はやっ!!




あたしがあんなに頑張ってもダメだったのに!!






「あ、どうも、紗和とお付き合いさせてもらってます。」

「郁だろ?何回か雑誌で見た。」

「ありがとうございます!!」





郁くんも海クンを尊敬してるんだって!





まぁ、とにかく、仲直りできて良かった…。





「ただいま。楓〜…って郁?」

「奏汰じゃん。おかえり。」

「え、なんで!?」

「まぁ、いろいろ。」





こんなときに限って奏汰は早く帰ってきた。




驚きまくってるし。




「よし!!みんなでご飯だ!!」





初めて郁くんも入れた食事は賑やかすぎ!!




超楽しかった。






「楓、久しぶりに風呂!!」

「行く!!」






やっぱり奏クンがいるのが一番嬉しい!!





奏汰がいるだけで、どんな時間も楽しさが倍増するんだ♪






「え、一緒に入ってんの!?」

「郁入ってねぇの?」

「入れねーよ、実家で!!」