幼なじみは俺様彼氏

「海クンも来るんだよ♪」

「だろうな。あ、今日俺んとこにも来たけど、あいつ鬼だからな!?」

「厳しいんだ〜…。でも、あたしは新人だから!!耐える!!」

「えらい!!カワイイ!!」

「奏!!好き♪」






俺って楓にはデレデレ。





だから、社長もイメージ壊すなって言ったんだ。





俺は、爽やか系のイメージが強いから。







「疲れたでしょ?寝よ?」

「ん。」

「…最近は大丈夫?」

「…あ…。大丈夫だ!!」






楓のことが嬉しすぎて、和なんか忘れてた。





でも、俺だって大事なときだ。





これからがかかってる。






一週間後か…。





楓も頑張ってるし。





楓が俺と同じ世界を見たいなら、世界をみることになるはずだ!!







「おやすみ、奏。」

「おやすみ。」






その日も、楓を抱きしめて寝た。














次の日。




「行ってきます!!奏、仕事頑張って!!」

「楓もね。」






楓の撮影は午後かららしく、楓は制服で出ていった。