木苺の棘

私は、急ぐ・・・

漣、貴方の元に。

クリスマスを一緒に過す約束
を破ってしまったこと

貴方の元へ戻らなかったことを

どうぞ、許してください。

漣は、許してくれる?

無理、かもしれない・・・

私の手には、携帯電話・・・

貴方からの着信も受信も無い

その携帯電話が静かに
語っている。

貴方の無言・・・

それは・・・?

私は、拒否されるかもしれない
ことを覚悟して、漣に電話を
かけた。

携帯電話を持つ手が震える

締め付けられる胸

プルプルプル・・・