木苺の棘

自然と三人は、仲良くなり
いつも一緒に時を過ごした。
 
「高校生になった頃
 ずっと、慕い続けていた
 イサミに想いが通じて
 私達は付き合い出したの
 そして、将来を誓い合った
 
 だけど、彼がヤクザになると
 言い出して私達の関係は
 拗れ、別れた・・・

 ヤクザの娘に生まれながら
 私は、ヤクザが死ぬ程
 嫌いだった・・・

 家庭を顧みない父親に
 翻弄される母・・・」

その後、巽に告白されて
彼の真剣な愛に触れて
巽と付き合うことを決めた
露歌さんだったが

巽もまた、敢さんと同じ道を
選びヤクザになってしまった
 
「私が、惚れる男はみんな

 私が大嫌いなヤクザに
 なってしまう
 それは、宿命・・・
 
 宿命を受け入れ、タツミと
 付き合う私を見て
 イサミは、笑ってたっけ」