木苺の棘

貴方から逃れる為に
私は、一歩ずつ後ろへ
と下がる。

右足がソファーにぶつかり
私は、そのままソファーに
腰を降ろす。

貴方は、ソファーの前の
床に両足をつき、私を
その腕に優しく包んだまま
ソファーに押し倒し
私の首筋に唇を押し当てた。

私は何度も貴方の胸を
叩いて抵抗した。

放れる唇・・・

「ねぇ、やめて」

私に覆いかぶさり
私を見つめる貴方は
首を左右に振ると

また、私の唇を奪い
ボタンに手をかけた。

私は、さっき同様に
ブラウスのボタンを
握り締めた。

私を見下ろす、貴方・・・