木苺の棘

何処かに隠れていない
だろうか?

私達の写真を撮っていない
だろうか?

また、雑誌にあること
無いこと書かれるの?

窓の外ばかりを気にする
不安な私の手を、漣は強く
強く握り締めた。

「レン・・・?」

「大丈夫だよ、アリス」

私は、貴方の肩に頭を
置き、寄り添う。

ありすの髪の香りに
漣の心は安らぐ・・・

「そうだ、レン
 大切な話って何?」

「・・・後で、話すよ」

二人きりになれる場所・・・

高級感漂う、一流ホテルの
スイートルーム。