木苺の棘

八重、今のあなたには

こんな風に

世界は映っているの・・・?

伸ばした手を私は戻し
その場に、しゃがみ込んだ。

震える足・・・

立てない・・・

「モカ、どうした?
 震えているの(か)・・」

最初に、貴方に触れたのは

私・・・この私。

巽、貴方は足元にしがみ付く
私を力ずくで立たせ
その腕に抱きしめてくれた。

貴方の温もり・・・

貴方の香り・・・

唇と唇が触れ
私達は、口づけを交わす。