木苺の棘

「私、レンさんの事
 諦めません
 
 いつか必ず
 振り向かせてみせます」

彼女の言葉に立ち止まった後
漣は、振り返らずに走り出す

漣の付き合っている人は
きっと、一般の女性・・・

そう感じた捺は、自分が
一般女性に劣る訳が無いと
思うのだった。

若さゆえの浅はかさ・・・

でも、その情熱は凄まじく
自分の想いを貫く様は
見ていて心を揺さぶられる

私の想いなど、彼女の想い
には劣っているに違いない

諦めてしまいそうになる心