木苺の棘

「タマキ、先に行ってるな」

「ああ、すぐ行く」

メンバーと別れ、一人きりの漣

彼女は、漣の手を握り締めて
人気のない場所へ誘う。

そして、彼女は告げる。

「あの良かったら、これから
 お食事でもいかがですか?
 この近くに美味しい
 イタリアンのお店が・・・」

「ごめん
 これから事務所に戻って
 まだ仕事が残っているんだ
 ごめんね・・・

 今日は、ありがとう
 君のおかげで素敵なPVが
 できあがりそうだよ

 それじゃあ・・・」

この場所から

彼女の傍から

早く離れた方がいい。