木苺の棘

売り言葉に買い言葉で
結果、私の言葉は
八重を死へと導いた。

出来もしない・・・

そう、思っていたのに

八重は・・・
命を絶ってしまった。

八重の死を知った時

私の足元から血の気が
一気に引き

血は逆流するように
体を駆け巡る。

震えは止ることは無く
吐き気を催す。

私の瞳に涙が溢れてくる。

「私が・・・
 ヤエを殺した
 
 私が・・・
 死ねばいいなんて
 言ったからヤエは・・・」

「アリス」

「私が、全て悪いの
 私が・・・悪い
 私が、私が・・・」