木苺の棘

学校の帰り道・・・

私は、いつもの場所で
八重とたまき先輩
二人と別れた。

ふと歩む足を止めて
振り返ってしまった、私。

私は、振り返らなければ
良かったと、この後
何度も何度も後悔した。

仲良く手を繋いで歩く二人を
見つめながら、苦しい思いに
必死に耐える私・・・

泣きそうな想いを必死で
堪えていた。

その時、八重が振り返った。

私は、微笑んで
八重に手を振る・・・

八重は・・・

手を振る私に、気づいて
いながら、先輩の頬に
キスをした。