木苺の棘

私の夢・・・

それは、巽と
一緒になること。

「水商売が悪いとは言わない
 だけど、お前には
 似合わない」

似合わない・・・

「似合うも似合わないも
 私は、この世界で生きると
 決めたの
 貴方に、何を言われようと
 決意は変わらない」

私は、夜の街に生きる蝶・・・

貴方は、寂しそうに
瞳を伏せる。

「そうか・・・」

繋いだままの手。

「もう、貴方と話す事は
 何も無い
 
 この手を解いて・・・」

暗黒の、空のずっと
ずっと彼方で

八重が、私達を
見つめている。

何かが起こる・・・