木苺の棘

「チアキ、お前は
 アリスを・・・?」

「何、馬鹿なこと
 言ってんだよ」
 
『アリスはね
 チアキ先輩の事が
 好きなんだよ

 私、きっと二人は
 両思いだと思うなぁ』

「タマキ、どうした?」

「どうもしない
 ・・・・・・
 どうもしないさ」

私は、何も知らなかった・・・

巽、貴方自身の事

貴方に起こっていた
出来事を

私は、何ひとつ知らずに
貴方の腕に抱かれて
大切に大切に守られて眠る。