木苺の棘

露歌さんの悲しい横顔。
 
「モカちゃん
 考えて見なさい 
 
 一人の男が持つ富よりも
 複数の男が持つ富を短期間
 で上手に手に入れる方が
 賢いやり方でしょう?

 年を取り続ける限り
 こんな仕事長くは続かない

 客の男とどうにかなってる
 時間があるなら、貯金して
 将来に備えなさい

 って、何の話だった
 かしら・・・?

 貴女を、あのままあの客と
 二人きりにさせたら
 遊ばれそうだったから
 付いて来て、それから
 ・・・?」

露歌さんは、お酒に酔った
頭で、少し考えている。