木苺の棘

その後のアフターは
他の女の子も数人加わって
何とか、場も盛り上がり
時間はあっという間に過ぎた。

帰り際、彼は私の手を取り
耳元で囁く。

「今度は、二人きりで」

私は、何も言わずに
微笑みを返した。

彼と別れた後、私は露歌さん
に、真っ先に御礼を言った。

「ツユカさん、今日は
 ありがとうございました
 私、一人では・・・」

「そうね、きっと今頃、彼に
 洋服の件を持ち出されて
 食べられていたかも・・・」

そう言って、彼女は薄ら笑う。

私は、何も言えない・・・