大ちゃんがそう言った瞬間、
頭の中が真っ白になった。
「…え?」
「りおなじゃなきゃ、無理。」
そう言って大ちゃんは、
あたしの体を自分のベッドへと
押し倒した。
「ひゃっ…、大ちゃん?」
「俺もう無理だ、ごめん。」
優しく顎をもたれて、
あたしと大ちゃんの唇が
…重なった。
あたしがした、触れるような
キスじゃなくてもっと…、
激しくて噛み付くようなキス。
「んっ…、ふっ…大ちゃっ」
そのまま大ちゃんの手は、
あたしの着ているブラウスの
ボタンへと伸びていった。
ぷちん、ぷちん、ぼたんが
ひとつ、ふたつ、みっつ。
外されてゆく。
それでも抵抗できない、
しようと思わない。
それは…なんで?
大ちゃんの行為は止まらなくて、
あたしの口内は大ちゃんの
舌で犯されていた。
壊れ物を扱うように触れる、
大ちゃんの優しい愛撫。
抵抗なんてしない、
したくない、それでも、
抵抗しなくちゃいけない。
だって私達は、“兄妹”だから。

