訳がわからないまま先生の車に乗り込んだ。 「今から中央病院に向かうぞ。」 病院と聞いて雄一の身内お母さんに何かあったのだろう。 「ねぇ…先生。お母さんになんかあったの?」 先生は何も答えてくれない。 「ねぇ…ねぇっ先生!!」 私はたまらず声を荒げた。