まだ教室にいるのはほんの少しだ。
そして黒板に貼られた席順を見ると一番後ろのは窓際だ。
寝るのにはうってつけぢゃん♪
「ラッキ~亜紀はどうだった…って……亜紀さん?」
すごく眉間にシワを寄せているMY親友。
「最…悪。一番前の真ん中って……あー あたしの人生終わった。」
いやいやさすがにそれはないだろう。
「だーいじょうぶだって!!ほ、ほら黒板見えやすいし」
フォローしたつもりだが一向に眉間にシワをよせたままだ。
「柚稀…遊びに行くから……ね。」
そんな最後の別れみたいなことを………
「はいはい。いつでも来なよ」
