「あっ柚稀。クラス表見に行こ!!」 「そうだね~」 つってもあんな人混みの中入るのか……考えただけでも嫌。 「…あたしやっぱここおるわ。亜紀あたしの分も見てきて~」 「はいはい。わかったよー」 幼稚園からの付き合いだ。 何が好きで何が嫌いかなんてお互いわかっている。 ちょっとたってから亜紀が満面の笑みで走ってきた。 「やったねっ同じクラス!!」 「まぢで?!やったね~」 私達は5組のようだ。 早速5組の教室に向かう。