外から聞こえる無数のバイク音に目が覚める。 この音でアイツが帰って来たんだと分かる。 腰を持ち上げて窓の外を見れば、 案の定黒い特攻服に身を包みマスクで顔を隠した廉が見える。 その周りにはいつも通り廉と同じような格好をした人達がたくさんいる。 あたしは窓の下で仲間に帰るよう指示する廉を見届けてから下に降りる。 「おぅ、澪」 あたしを見てからマスクと特攻服をとる廉。 これは最近じゃ毎朝見る光景。 「寄ってく?」 「うん、ちょっと制服とってくる!」