友空物語

翔一「しゃーねー

久しぶりにパスタでも作るか」


台所に向かって
パスタを作り始めた


30分後
パスタを作り終え


出来栄えを自分で
翔一「俺まじで天才だわ」と
自画自賛した


翔一はぶっちゃけ
麻里姉より料理ができる


だからか
たまに


麻里姉「晩ご飯外食べてきたから
勝手に食べといて」と言ったときは
大体翔一が作る


翔一だけが食べるなら
適当に
タマゴかけご飯などを食べるのだが


麻友「今日は、お兄ちゃんが作るの??

麻友オムライスが食べたいな」

翔一「今日は、
タマゴかけご飯で我慢しろ」

麻友「晩ご飯がタマゴかけご飯とか

ありえないし~」とよく言う


その度に
翔一「タマゴかけご飯を
馬鹿にすんなよ」と
言ってよく麻友とケンカしたものだ


翔一は
リビングに向かい
テレビをつけパスタを食べ始めた


パスタを食べ終えると


翔一「ぶっちゃけ
今日することないから暇だな~」

テレビのチャンネルを変えながら


翔一は
食器を台所に持って行き
冷蔵庫から
コーラを持って自分の部屋に向かった


部屋に入ると
ベッドに乗り
マンガを取って読み始めた


翔一は
することがないときや

暇な時は
ジュース片手にマンガを読んでいる


マンガを読み始めて
一時間半たった


翔一は
寝ながらマンガを読んでいたので
なんだか眠たくなってきた


翔一は
マンガを置き



翔一「あ~暇だな
もうひと眠りするかな」と
仰向けになった


すると
窓のカーテンが
風でヒラヒラと動いた


それを翔一は
ぼ~っと眺めていると


何かヒラヒラと窓から入ってきて
翔一の仰向けになっている
胸の上に乗った

翔一は
それを手に取った


それは
薄いピンク色の
桜の花びらだった